宍道湖グリーンパーク パークボランティア
ホシザキグリーン財団では、宍道湖グリーンパークの自然保護・環境保全活動の推進を図るため、公園の利用促進と周辺の環境保全に従事いただくパークボランティア制度を設けております。現在、16名の方の登録があり、さまざまな活動で協力を得ています。
ここでは活動の様子を一部ご紹介します。
ボランティア活動 〜令和6年度活動の様子〜

2月の自然観察会として、グリーンパークの園内および野鳥観察舎にて植物、昆虫、水鳥を観察対象として、冬越しする生きものをテーマとした観察会を行いました。参加者のみなさんに、生きものの冬のすごし方の多様さと巧みさを伝えました。

1月の自然観察会として、お正月に合わせて野鳥とかるた作りをテーマとした観察会を行いました。当日は過ごしやすい陽気のなか、湖岸のコガモやハシビロガモなど、およそ10種類ほどの野鳥を観察しました。その後、参加者のみなさんには、観察した鳥をテーマにかるたの読み札作りを通して、宍道湖の自然と日本の文化、両方の面からこの時期ならではの楽しみ方を体験いただきました。

2月の自然観察会として、園内で拾い集めた木の実を使ったクリスマスリース作りを行いました。園内でノグルミやツバキ、チャノキなどの木の実を拾い集めながら、それらの植物のおもしろさや変わった利用のしかたなどを伝え、植物への興味関心の向上を図りました。

11月の自然観察会として、グリーンパークの周辺にいる水鳥をテーマとした観察会を行いました。双眼鏡や望遠鏡を使って湖岸から探したところ、冬鳥をはじめ20種類ほどの野鳥を見ることができました。参加者のみなさんには、観察を通して、宍道湖が水鳥たちの重要な越冬地であることを実感していただきました。

10月の自然観察会として、グリーンパークの園内をゆったりと散策しながら秋の自然を楽しむことをテーマとした観察会を行いました。樹木の解説を中心としつつ、参加者のみなさんの興味に合わせながら昆虫、鳥、両生類など、幅広い動植物を紹介し、秋の自然の特徴を伝えました。
9月の自然観察会として、バッタ、コオロギ、キリギリスをテーマとした観察会を行いました。グリーンパーク園内の草原や林縁で、これらの昆虫を採集・観察することを通して、その特徴や多様さ、形態や生態のおもしろさを伝えました。

8月の自然観察会として、昆虫の形態をテーマとした観察会を実施しました。昆虫標本をじっくり観察しながら紙粘土で模型を作ってもらうことで、昆虫の形態の不思議さ、面白さを実感してもらいました。

7月の観察会として、夏休みの自由研究サポートを目的に、植物標本作りをテーマとした観察会を実施しました。植物の採集と標本作りを実際に体験してもらうとともに、自由研究のテーマの決め方などについてアドバイスしました。

6月の自然観察会として、甲虫をテーマとした観察会を行いました。当日は雨天だったため、パワーポイントを使った解説や、実物の標本の観察などを通じて、甲虫のからだのつくりや生息環境の多様性について伝えました。


