
第5回の活動 活動報告会
12月21日(土)9:30〜14:30
今年度の探偵団の締めくくりとして活動報告会を行いました。午前中はこれまでの活動を振り返ったり、ラムサール条約について学んだことをおさらいしたりした上で、発表のための準備や練習をしました。午後の活動報告会では、団員一人ひとりに活動を通して印象に残ったこと、発見したことなどを説明してもらったほか、今年度の依頼だった「10年後の宍道湖がどのような湿地になって欲しいか」に対する答えも発表してもらいました。団員たちからは「ゴミが落ちていない宍道湖になって欲しい」、「水鳥などの生きものが豊かに暮らせる場所であって欲しい」、「人にとっても生きものにとっても、すみやすい宍道湖であって欲しい」などの回答が聞けたほか、それらの実現に向けて「清掃活動を行いたい」、「たくさんの人に興味・関心をもってもらうため、宍道湖の魅力を伝えたい」など、具体的にこれから取り組むべき活動についての発言もありました。来たるべき未来に宍道湖が理想の姿となるよう、修了後もさまざまなかたちで宍道湖に関わってもらえると嬉しく思います。
第4回の活動 宍道湖一周バードウォッチング
11月23日(土)8:45〜15:00
第4回目は、午前中、バスで宍道湖を一周しながら、斐伊川河口、宍道湖ふれあいパーク、十六禿、宍道湖グリーンパークの4地点でバードウォッチングを行いました。各観察地点では景観などについても記録し、生息する野鳥との関係について調べました。一連のバードウォッチングを通して、合計50種の野鳥を観察することができました。 午後は、観察結果からわかったことを班ごとにまとめて発表したり、観察された野鳥をイラストや文章で紹介するシートを作成したりしました。団員の皆さんの発表やふりかえりからは、宍道湖の自然の豊かさや、環境とすんでいる野鳥の種類に関係があることを実感したことが伝わってきました。
第3回の活動 宍道湖でシジミ漁体験
9月7日(土)9:20~15:00
第3回目は、宍道湖でシジミ漁体験を行いました。漁師さんの船に乗せていただき、間近でシジミ漁を見学しました。また、漁師さんのサポートの下、ジョレンという道具を使って実際にシジミ搔きを体験しました。シジミ漁の後は、シジミの選別作業を体験しました。採ったシジミの中から、音の違いを頼りに手作業で殻だけのものを選別していることを学びました。お昼には漁師さん特製の美味しいシジミ汁をいただきました。 午後からは、午前中に体験したことや学んだことを手がかりに、シジミを中心とした人や生きもの、環境とのつながりについて班ごとに話し合い、大きな1枚の紙にまとめ、発表しました。
第2回の活動 ゴミはどこからやってくる?宍道湖斐伊川のゴミを調べよう
7月6日(土)8:45〜15:00
第2回目は、午前中、宍道湖の水のおもな供給源である斐伊川の中流にある「天が淵」、下流にある「斐伊川河川敷公園」、宍道湖の西岸にある「斐川なぎさ公園」の3つの地点をバスで巡り、それぞれに流れ着いたゴミを拾い集めました。移動中のバスの中では、宍道湖や斐伊川の自然についての○×クイズなどで盛り上がりました。午後は、集めたゴミを地点毎に分別し、その種類や量を調べました。その後、班ごとに結果を整理し、調べて分かったことや、ゴミを減らすための方法を考えて、発表してもらいました。
第1回の活動 結団式/宍道湖の生きものを調べて水槽を作ろう
6月8日(土)9:30〜16:00
令和6年度のラムサール探偵団は6月8日の結団式から始まりました。依頼状に書かれた今年度の団員へのお題は、「こうなってほしい!10年後の宍道湖・中海の姿」です。計5回の活動を通じて、宍道湖についてさまざまなことを調べたり、考えたりして答えを導き出していきます。結団式の後は、ゴビウス館内を見学したり、座学で水槽の立ち上げ方・レイアウトのコツを聞いたりしました。午後からは、宍道湖周辺で生きものを採集し、午前に学んだことを活かして、班ごとに水槽の立ち上げを行いました。団員同士で協力して、採集した生きものの名前を調べ、イラストを描いてパネルを作成したり、水槽のレイアウトなどについて考えたりしました。その結果、どの班も素晴らしい水槽が完成しました。作ったパネルと水槽は6月12日よりゴビウストピックコーナーにて展示しています。