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施設の運営

普及啓発を中心として環境整備・調査研究を実践する施設

人と自然の調和と共存をめざし、地域の自然環境の保全につながるようにとの思いで整備した「ふるさと尺の内公園」と「宍道湖グリーンパーク」。そこでは、自然や野生動植物に親しみを感じ、学ぶことができるようにと施設の運営に取り組んでいます。財団では、指定管理者として「島根県立宍道湖自然館ゴビウス」の管理運営もしていますが、その思いは同じです。 これらの施設は、より多くの皆様に利用していただけるような普及啓発の場としての運営はもちろん、環境整備を通して野生動植物の保護に貢献する場としての管理にも取り組んでいます。また、調査研究の拠点あるいはフィールドとしても活用し、そうした活動を通して得た知見を広く普及する場となることも施設の目的としています。

里山の自然「ふるさと尺の内公園」

公園では野生動植物の生息に配慮した維持管理をしています。例えば、木々の管理で発生した枝で小動物のかくれ場所となる木積を設けたり、昆虫類のすみかとなるよう落ち葉や朽ち木を意図的に残したりといったこともその一環です。また、園内の池を利用して県内で絶滅が危ぶまれているオニバスの保護増殖やモリアオガエルの産卵場所の確保などにも取り組んでいます。こうした公園の環境を活かして、そこに見られる生きものをテーマにした自然観察会を開催しています。


宍道湖が一望できる野鳥観察舎がある「宍道湖グリーンパーク」

公園内の一番湖に近い位置には野鳥観察舎があり、宍道湖を一望し、水辺の鳥を観察できるほか、それらを紹介するパネルなどの展示があります。園内やビオトープ池にも野鳥や昆虫、植物の四季折々の姿が見られ、園内や周りの自然、生きものをテーマにした自然観察会を毎月開催しています。また、財団の独自施設の中では普及啓発の拠点であり、企画展や各種イベントも開催しています。

「島根県立宍道湖自然館 ゴビウス」(指定管理)

宍道湖自然館ゴビウスは2001(平成13)年4月に島根県が整備した体験学習型施設です。開館時よりホシザキグリーン財団が管理運営してきました。現在も指定管理者としてその運営を行っています。展示のほかにも、各種イベントや、展示種やまわりの水辺環境にくらす生きものをテーマとした生きもの観察会を開催しています。

宍道湖公園多目的棟

宍道湖公園多目的棟は、宍道湖公園一帯をご利用の方のために整備された多目的施設です。 宍道湖自然館ゴビウスや宍道湖グリーンパークにお立ち寄りの際の休憩場所としてご利用いただけます。

※開館時間 午前9時〜午後5時
※休館日:毎週火曜日、(祝日の場合は翌平日)、年末年始12月28日〜1月1日
【施設の利用、占有についてはこちら】