宍道湖グリーンパーク パークボランティア
ホシザキグリーン財団では、宍道湖グリーンパークの自然保護・環境保全活動の推進を図るため、公園の利用促進と周辺の環境保全に従事いただくパークボランティア制度を設けております。現在、16名の方の登録があり、さまざまな活動で協力を得ています。
ここでは活動の様子を一部ご紹介します。
ボランティア活動 〜令和7年度活動の様子〜
11月23日(日)宍道湖のラムサール条約登録20周年を記念して、時間を30分拡大して実施しました。宍道湖がラムサール条約に登録された理由や、渡り鳥とその渡来先の関係性をお話した上で、双眼鏡や望遠鏡を使った観察のマナーなどもお伝えしました。その後の活動では20種類以上の野鳥を観察することができ、参加者のみなさんには宍道湖が水鳥の重要な越冬地であることを実感していただけました。

10月12日(日)10月の自然観察会として、グリーンパークの園内を散策しながら、秋の自然を楽しむことをテーマとした観察会を行いました。去年より少し早い時期の開催となりましたが、成熟前のドングリや林縁を舞うチョウなど、参加者の皆さんの興味に合わせながらさまざまな動植物について紹介しました。会の最後には拾った木の実などを材料とした簡単な工作も行い、秋の自然を満喫していただきました。
9月の定例自然観察会として、バッタ、コオロギ、キリギリスをテーマとした観察会を行いました。グリーンパーク園内の草地や林縁で、これらの昆虫を採集・観察することを通して、その多様さ、形態や生態の面白さを伝えました。
8月の自然観察会として、昆虫の形態をテーマとした観察会を実施しました。昆虫標本をじっくり観察しながら紙粘土で模型を作ってもらうことで、昆虫の形態の不思議さ、面白さを実感してもらいました。
7月の自然観察会では園内で採集した植物の標本作りを行いました。 園内で花を咲かせている秋の七草の紹介のあと、植物を採集してもらいました。その後、室内で標本の作り方についてレクチャーし、採集した植物の形を整えて新聞紙に挟み込むなどの作業を行っていただきました。これらの活動を通して、身近な植物の魅力や標本作りの意義などについて伝えました。
5月25日(日)
5月の自然観察会として、ビオトープ池にすむ生きものをテーマとした観察会を行いました。ビオトープについての解説や、しかけやタモ網を用いた水生生物の採集と観察を通して、ビオトープ池における生きもの同士のつながりや外来種問題について伝えました。
2025
4月の自然観察会として、身近な植物をつかった遊びをテーマとした観察会を実施しました。五感を使って植物のさまざまな特徴を確かめたり、葉や茎を使った遊びや工作を楽しんだりすることを通して、参加者のみなさんに植物の不思議さや面白さを実感してもらいました。
